反省
オードリーのオールナイトニッポンをここ一年ぐらい聞いている。
11月初めの回を聴いていたら、
若林 「春日って、スベるとへこむの?てか、反省するの?」
春日 「するにはするよ、なんでとっさに面白いこと、浮かばなかったんだろうみたいなことを」
みたいな感じで、オンラインライブを終えたこともあり、「反省」について、オードリーの2人が話していた。
私は、その春日のコメントを聞いた後の若林が放ったコメントがとても印象に残った。
「努力して改善されることと努力して改善されないことが、20年(芸人を)やってると、自分の性質を知って、分かるようになる。… だから、自分にはできないと思ったこととかは、反省しない。」
「反省」って、自分がどれくらいできるか知らないと、きちんとした「反省」ができない。
というか、自分は今まできちんとした「反省」をしたことがないと思った。
自分の限界を知り、一度自分はこのぐらいなんだなと、自分の実力を受け止めることから始めるのが、「反省」するという意味だと感じた。
若いうちは、自分の浅ましい姿というか本当の実力、レベルを認めらない。
一生やっても、「出来ないこと」を今日も出来なかったと反省するのは、とても悲しく、屯馬である。
高望みの反省は、「擬似反省」で、反省することが目的になってしまっている。反省は、手段である。
私も反省したい。
私は「反省」を行う技量もないはずなのに、「擬似反省」ばかりしていた。自分のレベルを知らず、「擬似反省」ばかりしていたことを認めて、初めてきちんとした反省したい。